臨床工学科のご紹介
臨床工学技士(Clinical Engineer:CE)は1987(昭和62)年に誕生した。
「医師の指示の下に、生命維持管理装置の操作及び保守点検を行うこと」を主な業務とする国家資格です。
当院では2009(平成21)年に診療部 臨床工学科が2名のCEにて発足しました。現在3名のCEが在籍、日々業務に当たっております。
◆血液浄化業務
血液浄化業務におけるCEの役割は多岐にわたります。
透析機材の準備から穿刺・開始・返血などの臨床業務。患者データの管理や血液浄化関連機器の点検・修理。血液浄化業務に欠くことのできない水質管理等を行なっております(綺麗な水質を日々維持管理していくことも私たちの重要な役割です)
透析センターの管理医療機器
多人数透析液供給装置(NCS-W)1台、多用途透析装置(NCV-3)6台、個人用透析装置(NCV-10)2台、透析用監視装置(NCV-1)12台、A粉末自動溶解装置(NPSーAW)、B粉末自動溶解装置(NPSーBW)、逆浸透水処理装置(VCRー81S)
◆医療機器管理業務
人工呼吸器をはじめとする医療機器は院内において様々な場面で活躍するとても重要なものです。当科では人工呼吸器、輸液ポンプ、シリンジポンプ、低圧持続吸引器、除細動器、AED等の医療機器を日常点検や定期点検、故障時の修理対応等を行なっております