臨床検査科のご紹介
当検査科は患者様の病気の診断、治療の一助となるよう正確・迅速な検査を心がけております。
検査業務は大きく2つに分かれており、患者様から採血された血液や尿などを検査する「検体検査」と 心電図や超音波検査など患者様と接しながら検査する「生理検査」に大別されます。
また、外来の患者様には診察に入る前に検査を行い、その結果を見ながら診察を受けられる「診察前検査」も 行っております。
このページの目次
検体検査
〇生化学・免疫検査
生化学検査は血液中に含まれる酵素・脂質・血糖などを測定し、肝臓や腎臓など各臓器の異常や病気の診断、治療効果を推測する検査です。 免疫検査はB型肝炎やC型肝炎などの感染症、甲状腺検査、腫瘍マーカー、新型コロナウイルス抗原検査などを行っています。
生化学自動分析装置
BM6010G
全自動化学発行酸素免疫測定システム
ルミパルスG1200Plus
〇血液検査
血液像
血液中の赤血球や白血球、血小板などを測定し、貧血の程度を調べたり、出血した時に血液を止める能力がどのくらいあるのかを検査しています。
顕微鏡で血液中の細胞を調べて、白血病などの血液疾患の有無を検査しています。
〇一般検査
尿や便、胸水や腹水などの穿刺液の検査を行っています。
尿の中の蛋白や糖などを測定し細胞成分を検査します。また、便に血が混ざっていないか調べます。
〇細菌検査
PCR検査装置
鼻やのどの粘膜を綿棒で取って検査を行う迅速検査(インフルエンザやRSウイルス、溶連菌など)を行っています。
また、新型コロナウイルスのPCR検査も行っております。
生理検査
患者様の身体に直接、機械や器具をつけて、臓器の動きなどを調べる検査です。
心電図検査や肺機能検査、超音波検査などがあります。
心電図検査は心臓の動きに異常がないかを調べるもので、不整脈や心疾患の診断に有用です。
超音波検査は痛みや人体に害のない検査で、腹部や心臓、頸動脈、乳腺などを画像に表示して調べます。
心電計
超音波装置